第1回に引き続き、本コーナーの趣旨とテーマについての説明をさせていただきます。
企業を成長させていくためには、「テクニックや価格に頼らないマーケティング(事業戦略=
売れる仕組み作り)が必要です。(詳しくは第1回参照) しかし、マーケティングを考えていく
ためには、その前に御社のめざす「マインド(あり方)」を確認しておかなければなりません。
なぜならば、方法は目的に合わせて選択しなければならないからです。
そこで、御社のマインドを再確認する「もの差し」となる1文を紹介いたします。
「誰の何のために、どんな何を、誰にどのように提供することで、どんなことをしていく事業に
より、社会に何を与え、どこをめざしていくのか?」
・誰の何のためにどんなことを・・・御社の「@存在理由」(最終消費者との関わり)です。
・どんな、どのように・・・御社の「Aバリュー」(付加価値、企業姿勢、オリジナリティー)です。
・何を誰に提供するのか・・・御社の「Bポジショニング」(事業内容、位置づけ)です。
・社会に何を与えるのか・・・御社の「Cメッセージ」(社会貢献、社会への影響)です。
・どこをめざしていくのか・・・御社の「Dベクトル」(企業理念、事業の目的と理由)です。
先の1文を、御社の事業に置き換えて言い切ることができるでしょうか?
どれ1つボヤけたり欠落したり矛盾したりせず、揃っているでしょうか?
いかがですか? あらためて再確認して、考えさせられてしまった方も多いのではないでしょ
うか。 逆に言えば、マインド(あり方)をしっかりかためることができれば、現在の規模の大
小にかかわらず、それは素晴らしいエクセレントカンパニーと言えるのではないでしょうか。
◆マインドとは、自社の「存在理由・バリュー・ポジショニング・メッセージ・ベクトル」による
「企業のあり方」です。
想像してみてください。 御社の全従業員が胸をはって自社のマインドをはっきりと言い切る
姿を。 そして、全従業員がそのとおりに仕事に取り組み、お客様と接している姿を。
ワクワクしてきませんか?
また先述のとおり、方法は目的に合わせて選択すべきものですから、即ち、御社のマーケ
ティング(事業戦略=売れる仕組みを構築する)は御社のマインド(あり方)に合わせて選択
構築する必要があります。 したがって、マインドを確立して、「このマインドそのものが我が
社の商材である」と言える状態までくれば、その時点でマーケティングの半分は完成したと
言えます。
つまり、御社がそのマインドを貫くことによって売上が上がっていくような「売れる仕組み」を
構築し、それを事業戦略として実践していく・・・それが御社の最高のマーケティングである、
という訳です。
◆最高のマーケティングとは、「自社のマインドが業績に直結するような仕組みを作り実践
すること」です。
・・・さて、ここまでの話で御理解いただけたことと思いますが、企業の成長発展を生むのは、
「マインドとマーケティング」であり、その優先順位としては、まず先に「マインドありき」
なのです。
そこで本コーナー「トリプルWinマーケティング」では、常にマインドとマーケティングの両面に
ふれてまいります。 焦点はタイトルどおりの「トリプルWin」。 地域の中小企業が、お客様
や取引先や関わる人々に感謝されつつ企業も胸をはってしっかりと収益を上げ(Win-Win)、
その姿勢やあり方が社会に対して影響を与え貢献していくことで3つめのWinを作る「トリプ
ルWin」のマーケティング。 キーワードは「Growing up Together」と「次世代へつなげる新た
な文化」です。
この情報を共有し、共存共栄で発展していくことで、若者たちが社会に希望を持ち、子供
たちに夢を与えられるような文化を創り、彼らにそれを継承していきたい。 そんな想いで
執筆してまいりますので、ご愛読いただき、御社の事業の発展にお役立ていただければ
幸いです。
それでは、前置きが長くなってしまいましたが、次回より本編に入らせていただきます。
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