世の中にはたくさんの業種がありますが、それらは決して「儲かる業種」と「儲からない業種」に分けられる
ものではありません。
同じ業種の中にも、おおいに儲かり発展していく企業もあれば、ずっと伸び悩み自転車操業が続く企業も
あれば、まったく振るわず倒産・撤退していく企業もある訳です。 そして、それらを分けている最大の要素
こそが、事業戦略(仕組み作り)に他なりません。
いかにして最大効果を最適なカタチで生み出す事業戦略を持つか?
そのためには、まず、経営理念と事業ドメインを見直すことから始まります。
■経営理念と事業ドメイン
事業ドメインとは、「世の中に2つとないその事業の独自性」という意味で、
@どんなターゲットに対して
Aどのように接点を持ち
Bどんな商材を
Cどのようにして提供し
Dどのようなフォローをしていくか
という、フルフィルメント(見込み客への1stアプローチから顧客化まで)の事業の流れを指します。
したがって“2つとない独自性”という通り、仮に業種が同じであったとしても、事業ドメインは似て非なるモノ
になる訳です。
経営理念とは、事業目的を全社員および取引先やお客様に対して掲げる文章で、
*その行為(@〜D)を通じて
E世の中のどんな部分に対して
Fどのような貢献を果たすのか
を明確に表明することによって、確固たる企業姿勢を打ち出すものです。
当然、それは経営者の想いを込めたものであるべきで、近年では多くの企業がただ体裁としてキレイごとを
並べただけの似たような経営理念を掲げていますが、本来はそれらとは一線を画した唯一無二のものを
掲げるべきです。
■事業戦略(マーケティング=仕組み作り)
その経営理念(事業目的/EF)をめざすべき最終ゴールとして設定し、そのための事業ドメイン(事業の
流れ/@〜D)にそって展開していく上での計画を、
G部分的(@〜Dに対してそれぞれにフェーズを切って目標を定めて取り組む)
H全体的(@〜DをEFと矛盾しない方法でスムーズな一連の流れにする)
に具体化することで、事業戦略(マーケティング=仕組み作り)が出来上がります。
ただし、これは単なる事業計画とは異なります。 あくまでも具体的な戦略としての「仕組み作り」をする
取り組みです。
■自転車操業から自動運転へ
例えば、収益を倍増させるためには受注を倍増する必要があります。
しかし、そのために倍の営業時間を確保することはできませんし、営業人員を倍にしても、人件費や設備費
も倍増するため、収益は倍増しません。
個人個人の営業能力を倍にすることも方法ですが、それなりの時間とお金を投資してスキルアップさせる
ことと、それに伴い給与も引き上げる必要もある上に、そうして育成した人材が来年も御社で働いてくれる
保証はありません。
またそれ以前に、倍の受注をさばくために処理能力も倍にしなければなりませんし、管理能力も倍にしな
ければなりません。
したがって、収益を倍増する計画を立てても実際には倍になり様がないのです。
だからこそ、経営理念と事業ドメインそのものを見つめ直し、
・お客様が向こうから興味を持って集まってきてくれる
・御社のことや御社の商材を強く信頼してくれる
・購入しておおいに喜びファン(リピーター)になってくれる
・どんどん口コミで他のお客様を連れてきてくれる
ような「仕組み」を作る(マーケティングをする)ことで、圧倒的な費用対効果によって、圧倒的な成果を生み
出していく「事業戦略」が必要なのです。
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LLCエクシードインプレッション 代表取締役 経営コンサルタント 渡邉 淨
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